ボストン大学とハーバード・メディカルスクールの
大規模な調査によると9万人の女性の食習慣と健康状態を
26年間追跡調査したところ、
一日に4杯以上コーヒーを飲む女性は
コーヒーをまったく飲まない女性と比べ、
痛風罹患(りかん)率が57%も低いことが、
American Journal of Clinical Nutrition誌で
明らかになりました。
今回の調査はアメリカの女性看護師を
対象としたものでしたが、
調査ではアメリカの女性看護師9万人近くを
対象とし、そのうち900人近くの女性が
26年間の調査期間中に痛風を患ったそうです。
女性たちの食習慣と痛風発症率の
関係を分析したところ、コーヒーを1日4杯以上
飲む女性はコーヒーを飲まない女性と
比べ痛風となる確率が57%低く、
1日2~4杯飲む女性はコーヒーを飲まない女性と
比べ22%低いことも明らかになりました。
1日にコーヒー1杯の女性の場合も、
まったく飲まない女性と比べると痛風と
なる確率は低かったものの、その差は3%と
わずかなものだったとのこと。
2007年に発表された別の研究では、
男女両方でコーヒーの痛風予防効果が示されています。
コーヒーを大量に長期間にわたって飲んでいる人ほど
痛風となる割合が低かったのですが、
この理由は解明されていないそうです。
特に中年の男性の痛風患者は
高血圧でコレステロール値が高く、
糖尿病罹患率も高い傾向があり、心臓疾患の前兆と
して痛風を挙げる研究結果もあるそうで、
仮説としては、コーヒーが血中インシュリン濃度を
下げることが痛風リスクの軽減に
つながっているのかもしれないと
考えられるとのことでした。
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